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関節内というのは無菌性がとても高いところで、一度感染を起こすと大変なことになるのですが、臨床で多いのは膝の感染です(経験上)。
特に術後感染だと患部をオープンにして毎日洗浄しなければなりません。洗浄している場面を見たことありますが患者さんはとても痛そう。 そうこうしているうちに膝は硬くなってくるし、筋肉も萎縮する等、リハ的にも結構大変です。 最近、他所の病院で術後感染してからうちに来た症例とうちの病院で感染した症例がいました。前者は膝の拘縮著明で90°程度しか曲がらず、うちで感染した症例は当初から毎日CPMをしてもらったので130°は曲がります。 化膿性膝関節炎に対して感染当初からROM訓練をすべきか否かというのは病院によって異なる気がしますが、最初からある程度はした方がいいんじゃないかなと今回の経験からも思いました。患者さんからは、しない方が短期的には喜ばれるとは思いますが・・・。 痛い訓練は極力しないという方針でやってますが、これだけは別の気がする。 もちろん感染の治療がちゃんとなされているという前提での話ですが。
by sakesukipt
| 2008-08-11 22:21
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